◎神殿の風景を守りたい

有香園がお米を育てている「神殿こうどん」という地域は、過疎化が進み耕作放棄されつつある地域でもあります。

「自然豊かなこの風景を守っていきたい」

その思いが有香園の原動力です。

その為には、地域の方々と連携し、更に魅力ある農村へと活性化させていきたいと思っています。


◎農薬・化学肥料を使わない

有香園では、農薬・化学肥料を使わずにお米やスペルト小麦を育てています。

体は食べた物からできています。有香園が育てた作物が、皆様の体の一部となる。とても光栄な事でもあり、その責任は重大です。お客様皆様に安心して食べて頂けるものを心掛けています。


~田んぼのこと~

ジャンボタニシを駆除せず、共存しながら稲を育てています。

ジャンボタニシは植えたばかりの苗を食べてしまいます。それは困る事ですが、このタニシが雑草であるヒエも食べます。

水嵩を調整しジャンボタニシの活動を操る事で、雑草だけを食べさせる事ができます。

ジャンボタニシと共存する事で、農薬を使わずにお米を育てる事ができます。


また、田ぐるまを押して雑草を隙込み、土に空気を送り込みます。隙込んだ雑草は肥料となり、送り込んだ空気によって育ち始めた苗の成長を促します。

稲刈り後は、できる限り天日干しをしています。太陽にあて、自然の風で乾燥したお米にはぎゅっと旨みが凝縮されます。